チョコBlog

子宮内膜症(チョコレート嚢胞)不妊治療の経験をまとめました。

はじめまして

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私のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

私のブログは、チョコレート嚢胞による手術・入院の記録と、不妊治療と当時の経験談の2つに大きく分類されます。こちらから順にご覧いただければと思います。

 

チョコレート嚢胞関連はこちらから

watermelon4.hatenablog.com

 

不妊治療に関する体験談はこちらから

watermelon4.hatenablog.com

漢方薬を飲んでいた話

薬の飲み方

今回は漢方薬のお話。

 

西洋医療を受けても望んだ結果がなかなか得られない。となると、自然と東洋医療に興味が出始めるもので、私もまさにそのルートで漢方薬に興味を持ちました。

 

 

実は若い頃に生理痛が酷いので心配になり産婦人科へ行ってみたことがあります。地元では産科の腕がいいと有名なクリニックで待合室も妊婦さんが多かった印象。相当長い時間待たされて、やっと診察室に呼ばれ「生理痛が酷いので心配している」ということを訴えたところ、内視鏡で確認し特に異常なし(当時はまだ子宮筋腫も無かったらしい)、念の為細胞を検査に回すので1週間後に来てくれ、というようなことを早口に説明され、あーーっという間に本当に5分くらいで診察が終わりました。

 

1週間後に再度診察を受けた際にも「検査の結果が問題ありませんでしたよ」の一言で済まされ、「あの…漢方薬とか何か体質改善するようなものとか飲んだ方が良いのでしょうか」と恐る恐る先生に聞いてみたところ「漢方薬?あ〜、養命酒飲んでも同じですよ。お金かかりますが処方しますか?」と明らかに面倒臭そうに説明され、すごすごと帰って来た苦い思い出があるのです。

 

15年以上前の話ですが、今にして思うと本当にひどい医者でした。何の検査をしたのかすら説明してくれなかったのですから。結局、生理痛が酷いという私の主訴について納得できる説明は一切なく、検査の結果は問題ないので以上!と勝手に切り上げられた感じです。薬を処方するという素ぶりすらありませんでした。

 

前置きが長くなってしまいましたが、この時の経験から「漢方薬は専門医に処方してもらうか、漢方薬の知識が豊富な薬局に行くべきだ」と自分の中で心に決めていました。保険診療で処方してもらえれば比較的安価で済みますが、調べてみたところ私の住んでいるエリアには漢方薬処方を得意とする病院が見当たらず、いくつかのクチコミ情報を得て、漢方薬局へ行ってみることにしました。

 

ネットで検索してみると、漢方薬で体質改善し妊娠できた!という情報はたくさんあります。私も漢方薬局でのカウンセリングで「不妊治療中です、妊娠したいです」と単刀直入に訴え、効果が期待できる漢方薬を処方してもらいました。

 

婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)というシロップタイプの漢方薬が有名ですが、これを朝晩欠かさず飲みました。少しでも飲みやすいように蜂蜜を入れて。正直なところ飲みやすいとは言えませんが、飲んでいると身体がポカポカしてくるし、なんとなく苦味が身体に効いている気がしてくるのです。

 

不妊治療クリニックで定期的に行なっている血液検査でも効果が見られ、漢方薬局のお兄さんと手を取り合って喜びました。確実に改善してきてますね!あともう少しですよ!ここからは少し精のつくパワーが出る漢方も足していきましょう、鹿の角の成分が入っていて…(以下省略)というように、どんどん飲む漢方が増えていきました。当然のことながら、出費もかさみます。1ヶ月で2万円くらいかかっていた時期もありました。この他に不妊治療でお金がかかっているわけだから、当時の出費は凄かった。それもこれも「必要経費だ」と割り切っていた自分も怖いですね。

 

2回目の体外受精が失敗に終わり、気持ちが切れてしまった時に漢方薬も自然と飲まなくなりました。結構な量が残っていたのですが、治療を受けないのに飲んでも仕方ないと思って、捨ててしまいました。お金がかかっていたのでもったいないけど、当時は「これを飲めば妊娠できる」と思い込んでいた節があり、妊娠できないなら飲んでも意味がないという謎の思考回路? に陥ってました。

 

急に漢方薬局に来なくなったせいか、薬局のお兄さんも心配してくれたようで何度かダイレクトメールが来ましたが無視して今に至ります。あのお兄さんは本当に心配してくれていたのか?毎月2万円も定期的に買ってくれる優良顧客だと思われていたのか?今となってはわかりません。

 

実際、漢方を飲んで妊娠した方もいるのでしょう。でもそれが、「漢方を飲んだから妊娠できた」のか、「漢方を飲んでいたらたまたま妊娠できた」のか、判断するのは当人なんですよね。でも、漢方を飲まなくったって妊娠する人は妊娠するわけで、漢方を飲まなければ妊娠できない人なんて、存在しないと思うのです。

 

私は現在、40代後半に差し掛かり、子供を持たない人生を歩んでいます。未だにふと「なんで私は妊娠しなかったのかな、何か悪いことをしたのかな」と考えてしまう瞬間があるのです。恐らく死ぬまでこの想いは消えることはないでしょう。

 

考えれば考えるほど理由がわかりません。タバコも吸ってない、お酒もたまにしか飲まない、肥満でも痩せすぎてもおらず、割と健康的な生活を送っていて真面目に生きているのになぜ?私なんかよりももっと不健康な人でも妊娠する人は妊娠するという現実が辛くなる時もあります。素直に喜べない自分が嫌になることも。

 

以前、母が私のことを心配して有名な占い師さんにみてもらったことがあったそうです。その占い師さんは「この子(私の事)は子供ができないけど、仕事や人間関係、お金では困らないよ」と即答したそうです。それを聞いて、なんだか私は少しほっとしました。

 

私はそういう運命だったのだと、気持ちを切り替えて生きていこう。それから、お母さん!占い師さんの話、もっと早く言ってくれれば良かったのに!そういう運命だとわかっていたら大金払って治療を受けなかったのに!!(笑)

 

※ 母は不妊治療に突っ走っていた私を心配してくれていたようですが、下手に声をかけるのはどうかと見守っていたようです。

 

いろんなことにお金を費やしてしまった私ですが、心がざわざわしてしまう時には「これが運命」と落ち着かせることができるようになりました。

ヒーリングを受けたお話

Seagull yoga

不妊治療の最中、友人の紹介でヒーリングを受けたことがあります。

 

友人は「信じるかどうかはお任せするけど」と前置きしたうえで、ヒーリングを受けた後に赤ちゃんを授かった人がいる、そのヒーリングをやっているのは自分の友人で怪しい人ではない、自分がもらった30分ヒーリングお試しチケットがあるので興味があるなら差し上げますよ、、、などなど。

 

今の自分であれば「ありがとう、興味が出て来たら声かけさせてもらうね」と曖昧な返事をしてその場を切り抜けられる自信があるのですが、当時の私の頭の中は90%以上「妊娠したい、赤ちゃん欲しい」だったので、声をかけてくれた友人に感謝したし、ありがたくそのお申し出を受けたわけです。

 

実際にヒーリングを受けてみました。施術?してくれた方は友人の友人ということで怪しさは全くなく、親しみやすい女性でした。リラックスした状態でベッドに横になり、手をかざした場所がふんわり暖かく感じてくるのです。私は本来、かなり疑い深い性格なのでヒーリングを受けている最中も「これは気のせいじゃないか?」と考えていたのですが(←全然リラックスしてない!)じんわりと感じる温かさ、ぞわぞわーと毛が逆立つような肌の違和感は本物で、驚いたのを覚えています。

 

お試しチケットで好感触を得た私は次回の予約を入れて、その後もう一度ヒーリングの施術を受けました。今にして思えば「身体を整えている、妊娠するための準備をしているんだ」と自分に言い聞かせるためにお金を払っていたのかもしれません。しかし、2回の施術を受けて後にふと冷静になりました。

 

施術中に「何か」を感じたのは事実だけど、目に見えて身体に変化が起きたわけではなく、この先も自分が望んでいる結果(妊娠する)を得られるかどうかといえば??可能性が高まったのかどうかも判断できない。ただでさえ不妊治療にお金がかかっているのに、ヒーリングにお金を使い続けるのはどうなんだろう。そんな風に考え始めたのです。

 

その後も「次回のヒーリングはいかがいたしますか?」などのメールが来るようになり、少し忙しくてバタバタしているので落ち着いたらまたお願いしますね、などと遠回しに断るようになりました。そんな時「遠隔ヒーリングならご自宅で受けられますよ」という連絡が。詳しく聞いてみると自宅にいながらヒーリングが受けられる、忙しくてサロンに来られないのであればぜひ、ヒーリングを受けたい日時を指定してもらい、その時間は瞑想するもよし、家事をしていてもOKとのこと。

 

ここまでくると「ん???」と頭の中は?でいっぱいでしたが、遠隔ヒーリングも初めてということでお試し(無料)でやってもらえることに。日時を決めて、その時間になったら目を閉じて横になろうと思っていたのですが、家事をしていたらすっかり忘れていて、その時間は過ぎていたというお粗末な展開。その後メールで「遠隔ヒーリングはいかがでしたか?今日は少し身体にだるさがあるかもしれないので、早く休んでくださいね」とフォローがあったのですが、私が鈍感なのか身体のだるさ等は特に感じず。この時点で私の心は決まりました。

 

「ヒーリング、もうおしまい」

 

ヒーリングで実際に効果がある方もいらっしゃるかもしれないし、全てを否定するわけではありませんが、私には向いてなかったです、、、というお話でした。

気持ちのコントロール

smiling sweets

不妊治療を現在進行形で行っている方のブログ(治療記録)はたくさんあると思いますし、実際に私も当時は詳細な記録をブログとして残していました。しかし、治療を終えた後にすべて消去してしまいました。

 

当時は難しい名前の治療法や薬の名前など、嫌でも覚えてしまいましたが今となってはキレイさっぱり忘れてしまいました!細かい情報をお探しの方は治療中のブログを参照していただくことにして、私は卒業生としてココロの部分、どうやって気持ちをコントロールしたのかなどについて、記したいと思います。

仲間がいることで生じた焦りの感情

以前の記事でも触れましたが、ネットを通じて不妊治療仲間がいました。そのうちの何名かはリアルでもお会いして、治療についての情報交換をしたり治療のストレスや不満を吐き出したりしてお互いを励ましあっていました。

気持ちを共有できる仲間の存在はとても貴重でした。しかし、治療が進むにつれて複雑な感情が生まれてしまったのも事実です。仲間に先を越されたくない、仲間が先に妊娠したらどうしよう、、など今にして思えば、焦りの感情です。

そして、そんな感情を抱いていたせいかもしれませんが恐れていたことが実際に起こりました。仲間が次々と妊娠していき、最終的には私だけが妊娠しなかったのです。こうなると、妊娠した仲間は私に気をつかって話したいことを話せない(妊婦あるあるとか、育児の話など)状況になります。

私が知らないところで私以外の仲間が集まっていたり、メールのやりとりをしているのをなんとなく気づいて、落ち込んだこともあります。でも、冷静に考えれば仲間も私を傷つけないようにと気遣ってくれているのだろうし、お互いに気を遣って集まるくらいなら、自ら距離をおこうと決めました。現在は年賀状のやりとり程度の距離感です。

不妊治療の仲間がいたことで良い面も悪い面もありました。感情が揺さぶられることを望まないのであれば、仲間は作らないほうが良いかもしれません。 

家族への思い 

焦りの感情については、不妊治療をリタイアした時点で落ち着きました。治療中は焦るなと思ってもどうしても焦ってしまうものです。年齢とともに、妊娠しにくくなるというのは紛れもない事実なのですから。

焦りの感情は落ち着いたものの、今度は夫や義理の両親に対する「申し訳ない」という気持ちが押し寄せてきます。この気持ちはゼロにはならないだろうし、この先もずっとココロの中に秘めていくものだろうと思っています。 

実は、はっきりと口に出して「子供を、孫を産めなくてごめんなさい」と告げたことが無いのです。いつかはきちんと言わなきゃと思っているのですがなかなか言い出せずにいます。言おうとすると感情がこみあげてきて泣いてしまうのではないか、、、と思ったりもします。まだまだ、落ち着いて言える言葉ではないのかもしれません。

もう少しココロの中で熟成させてから、、、と考えています。

友達にカミングアウトするかどうか

これも難しい問題でした。学生時代からの親友とも呼べる仲の良い友達数人には不妊治療していることをカミングアウトしたことがあります。その反応は個性的というか、人それぞれ。ほとんどは「がんばってね」や「大変なんでしょ」とどこか他人事な受け答えが多いのですが、、、

未婚で仕事をバリバリしてキャリアを積んでいる友達からは、「どうして治療するのかわからない、そこまでして子供欲しいかなぁ、私は別にそこまでしたくないな」とさらりと言われてしまいました。 

授かり婚で若くして子供を持ち、子育て真っ最中の友達からは「そうなんだー」と相槌をされた後、「うちは経済的に厳しいからさ、この前、実は3人目を授かったんだけどね、、堕したんだよね」と明るく報告されました。

それぞれ環境が違えば考え方も異なってくるのだろうと思います。それでも、治療していること自体を否定されたように感じましたし、中絶しただなんて間違っても私には言わないで欲しかった。(直前に不妊治療を報告しているのに!)

私自身、治療に疲れていたし愚痴を聞いて欲しかったのかもしれません。しかし、不妊治療から遠い立場にいる人にとってはその大変さをわかって欲しいというのはワガママかもしれないし、愚痴を言ったところで困らせてしまうのかも、と思い直しました。以後、カミングアウトについては慎重になりました。

ちなみに、上述の友人2人とはその後、疎遠となっています。なにげない言葉で相手を傷つけてしまうということを改めて感じた出来事でしたし、その言葉の棘はなかなか簡単に取れるものではないのです。もう少し時が経てば許すことができるのでしょうか、、、 

体外受精は回数?予算?

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説明会に参加し、大体の治療の流れを把握できたところで体外受精に挑む決意が固まりました。しかし、だらだらと治療を続けることは避けたかったので、私なりに区切りを決めました。

 

「100万円」

 

 

我が家の経済状況からいって、これ以上は無理だと思ったからです。体外受精では県や市の助成金が出ますが(申請しなければもらえません)あとから戻ってくると分かっていても、まずは支払う必要があります。金額か回数か、という部分で悩みました。でも、結果的には金額で区切って良かったと思います。病院へ支払う治療費以外にも出費が多かったからです。

 

体外受精に伴う出費●

 

 (1)病院へ支払う診察料、薬代、入院費

    保険外診療なので、毎回の支払が恐ろしかったです。

    点鼻薬、注射、貼り薬、膣座薬、、すごい量の薬でした。

              1回目の採卵時、卵巣が腫れてしまい日帰りでではなく入院が

              必要になったので、想像以上にお金がかかりました。

 

 (2)交通費

    自宅から離れた病院へ通っていたので交通費がかかりました。

    毎日の注射に関しては紹介状を書いてもらい、家の近くの

    産婦人科で注射のみ打ってもらう、という対応をしてもらいました。

    でも、赤ちゃんが沢山いる産婦人科に通うのはつらかったです。

 

 (3)漢方薬

    身体を整える、という意味で漢方薬を飲んでました。

    イスクラ婦宝当帰膠なんて、何本飲んだことか、、(高いのに!)

    貧血も改善したし身体がポカポカするような実感もありました。

 

 (4)気功、整体、エステなど

    今思えばあやしいのですが、気功を何度か施術してもらいました。

    実際に妊娠した友達がいる!など、知り合いのクチコミだったので

    信じてしまったし、実際に身体がピリピリしたり不思議な体験も

    あったので、「少しでもプラスになれば」と思いやってもらいました。

    整体は「骨盤のゆがみ」を整える、とかそんな感じのものです。

 

 (5)身体を温めるグッズなど

    腹巻とか、お灸などなど。良いと聞けばいろいろと買ってみました。

 

こういった出費をすべて計算して、100万円に到達したらもうやめよう、と心に決めていました。

 

1回目の体外受精では50~60万くらいかかったのですが、県から15万、市から10万の補助金が出ました。2回目は1回目で採卵した凍結卵を移植したので15万円ほど、約半分の7万5千円くらいの補助金が出ました。

 ※ 補助金の制度については、各自治体によって異なります。私が治療していた当時に比べると制度も変わってきているようです。

 

予算を区切ってチャレンジしたものの、実際には私自身の気持ちがついていかず、2回目の移植が失敗に終わった時点で「もう辞めたい」と心が折れてしまいました。あぁ、また最初から卵胞を育てて採卵して移植して、、、長い長い道のり、これを最初からやり直すのかと思ったとき、心の素直な声は「もうやりたくない」でした。

 

旦那は治療に前向きでしたが、私の訴えを聞いてさすがにもっと頑張れとは言えなかったのでしょう。実際に100万円使うことはありませんでしたが、体外受精のみならず、婦人科に通い始めたころから考えれば膨大な時間とお金を使ったことはまぎれもない事実です。妊娠することがゴール、に設定してしまうとお金がどんどん飛んでいきます。特に私のように30代後半で不妊治療を始めた場合、妊娠に至る確率はとても低いからです。どこかで自分なりの線引きをしておくことは重要だと思いました。

治療を中断 〜ネット検索の鬼と化す〜

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不妊治療を続けていると、なかなか結果が出なくて焦ってくるしだんだんと自分を責める状況になってきました。

 

原因不明の不妊ということで、タイミングが悪いのか、年齢のせいなのか、自分の身体の問題なのか色々と考え込むわけですが、1年間もタイミングを合わせたのに妊娠できないとなると「自分の身体の問題」じゃないかと疑うわけです。

 

恐らく、妊活(ベビ待ち)をしている方なら経験あると思いますが妊娠しやすい身体にするために、身体を温めたり冷たい食べ物を控えたりネット検索の鬼となって、ありとあらゆることを試しました。

 

これで妊娠出来た!というようなネット記事を見れば今思えばかなり怪しいグッズを買ったこともあるし、気功に手を出したりとっても値の張る漢方をひたすら飲んでいた時期もあります。とにかく、お金を出して妊娠できるのなら何でもやります、、という状態に陥っていました。病院での薬や注射が身体に悪いような気がして、食生活を見直したり漢方で身体を整えるほうが重要なんだと信じて。

 

不妊治療を中断してから約1年、そんな「身体にやさしい」生活を続けてみたものの、結局、妊娠には至りませんでした。こうなってくるとますます不安になってくるし、落ち込みます。夫にも相談しました。夫は不妊治療に協力的だったし、私の年齢を考えて「もうちょっと治療を頑張ってみよう」という考えでした。

 

私自身は治療で通院することには消極的だったけれど夫も赤ちゃんを望んでいるのだから、私がもう少し我慢して治療すれば結果が出るのかもしれない、と考え直しました。タイミング指導、人工授精で結果が出ないとなると、次に進むのは「体外受精」しかし、治療には高額な費用がかかるみたいだしなんだか痛そう、、、夫は人工授精も体外受精も協力することは同じ(精子を提出する)だけど、私はどうなるんだろう。

 

すごく気が進まなかった。

でも、やるしかなかった、、、

 

病院には体外受精へのステップアップの意思を伝え病院主催の体外受精説明会に参加することになったのです。

 

 

手術、退院から半年が経って

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退院してから半年が以上が経過しました。おかげさまで体調は良好、健康に過ごせています。退院してから2〜3回の生理は量が多かったり、痛みがあったり落ち着かない感じでした。しかし、昨年末あたりから生理前の不快な症状(吐き気、下腹痛)を感じなくなりました。

 

生理の期間は短くなり、量も減ってきています。(これは加齢の影響かもしれません)手放せなかったロキソニンも、飲んだり飲まなかったりで明らかに以前に比べて薬に頼らなくなりました。

 

生理痛がないとこんなに身体が楽なのか!!率直な感想です。今までの辛さはなんだったのでしょうか。

 

退院後の診察から半年が経過したので、そろそろ「がん検診」を兼ねて、改めて診察を受けに行こうかと思っています。今のところ不調はないけど、少し気になっているのが更年期のこと。

 

片方の卵巣を切除しているので、もしかして他の人より生理が終わるのが早いのかな、、とか、更年期の症状を感じたら治療できるのか?など診察の前に聞きたいことをまとめておこうと思います。

 

 

様々な検査〜タイミング指導〜人工授精

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当たり前のことですが、不妊治療を始めるにあたって様々な検査が待ち受けています。妊娠しない原因をさぐるためのもので妻側の検査、夫側の検査、2人の検査があるのです。

 

卵管造影検査

 

卵管が詰まっていないかを調べる検査です。これは人によって感じる痛みに大きな差があるらしく、私は「ちょっと重い生理痛?」くらいに感じましたが、(結果的に詰まりは無かった)私の前に検査を受けていた人はあまりの痛さで検査室から絶叫が聞こえてきて、終わった後は立てなかったらしく車椅子で運ばれてました。 まぁ、そこまでの人はめったにいないと思いますが、ある程度痛みを伴う検査室だと覚悟はしておいたほうがよさそうです。

 

精子の検査

 

試験官のような入れ物を渡され「検査当日の精子を持ってきてください」と言われます。私の夫は不妊治療に協力的でしたが、朝の出勤前に出せと言われても、、大変だったと思います。その後、治療が進むにつれて精子を提出する回数が増えていくわけですが、心の中で「本当にごめんね」といつも謝ってました。

 

不妊治療は夫婦2人でするものだし、私だって痛みを伴う検査や治療を幾つもやらなくてはならなくて、私だけが謝ることでもないのだけれど、でもなんとなく、自分に負い目を感じていたのだと思います。

 

私が普通に苦労なく妊娠できていれば、こんな検査やらなくても済んだのに、、、ごめんなさい。嫌だよね、こんなことしたくないよねって。検査の結果は問題なし。夫の精子は健康でした。

 

フーナーテスト

 

今振り返ると、このテストも大変でした。検査当日、または前夜に性交してきてください、と指示されるのです!性交後の子宮内をチェックするもので、精子との相性を確認するのです。

 

なんかもう、、夫も私もこの時はなげやり状態。気分もなにもあったもんじゃありません。こんなに虚しい気持ちになるくらいなら、不妊治療なんてしなくてもいいかな、、と思ったくらい。検査結果は問題なしありませんでした。

 

明確な原因は見つからなかった

 

様々な検査を受けても「これが原因」というものは見つかりませんでした。つまり原因不明です。年齢のせいなのか、タイミングが悪いのか、たまたま体調が悪いのか、色々と考えられるわけです。病院としては、「タイミングが悪い」という原因を想定して治療を開始します。いわゆるタイミング指導というものです。

 

まもなく排卵かな?という時期に病院へ行き、子宮内膜をチェックして「この日あたりに夫婦生活をしてみてください」と指導される。私は夫にそれを伝えて、言われたとおりの日に性交するわけです。指導とは別に、ホルモンの注射を打って精子を迎え入れる環境を整えていくのですが、この注射が痛い。お尻にブスっと筋肉注射です。

 

このタイミング指導は6ヶ月ほど続けましたが、結果は出ず。次の段階として人工授精に進みました。子宮内膜のチェックをするのはこれまでと同じ、「性交してきてください」が「精子をもってきて」に変わります。持ってきた精子の中から元気の良いのを厳選して子宮内に入れる治療。これも6ヶ月続けましたが結果は出ませんでした。

 

1年間通って、期待と落胆を繰り返すことに疲れた

 

合計12回、期待と落胆を繰り返して精神的にはヘトヘトでした。1回の生理周期に2〜3回は通院する必要があり、1年が経過する頃にはこのまま続けても無理なんじゃないか、もう治療を辞めたいと考えるようになりました。夫には「少し休みたい」と伝えました。

 

ちょうどこの頃、東日本大震災が起きました。計画停電などの影響で、病院も「産科」の治療や急患、お産を優先し不妊治療は後回しにされる状況になりました。

 

これは仕方のない状況だと思います。経験したことのないような大きな地震で、多くの人が命を絶たれ、怪我をしたり、家や家族を失って心に大きな傷を負いました。そんな状況で、子供を授かるための治療をお金をかけて受けるというのはなんだか違うような気がして、治療をお休みするきっかけになりました。