チョコBlog

子宮内膜症(チョコレート嚢胞)不妊治療の経験をまとめました。

手術当日(入院2日目)

入院2日目

 

前夜に服用した睡眠安定剤の影響なのか、看護師さんに起こされる

7:30くらいまでノンストップでぐっすり眠ってしまった。促されて、

上着だけ手術着に着替える。前夜の下剤の影響で慌ててトイレに

駆け込んだのは1回だけ。前夜出し切ったのか?ほとんど排便はなし。

洗顔、歯磨きなどの身支度を済ませ、いよいよ点滴開始。

 

 

手術30分前、最後のトイレを済ませてからT字帯(オムツのようなタイプ)と

靴下タイプの弾性ストッキングを着用。予定通り12:30に手術開始と告げられる。

家族とは病棟のエレベーターで別れ、手術室へ徒歩で移動。

 

医療ミスだけは勘弁、じっくり観察してみた

つい最近も、病巣のあった卵巣だけでなく確認ミスで両方の卵巣が摘出されて

しまった女性のニュースが報道されていたが、どうしてそんなことが起きるのだろう。

自分が医療ミスにあったら大変だから、じっくり冷静に観察してみた。

 

手術室に入る前に名前の確認、生年月日の確認、どちらの卵巣の手術ですか?と

質問されるので胸を張って「左の卵巣です!」と返答。その後、手術室に入って

からも、名前の確認、手首につけたネームバンドをスキャンして確認、看護師と

医師の間でも何度も名前と手術部位を確認し合っていました。

しつこいくらい、ここまで確認してくれれば大丈夫だ、安心して任せられる。

 

麻酔の先生から「少し腕がピリピリしますよ」と言われた直後から記憶なし。

次に目覚めた時は手術室の照明がまぶしかった。何やら主治医の先生が

説明してくれているがモヤ~っとして理解不能。気管挿管は目覚めた後に

外すので少し違和感を感じますよと言われていたが、外されたのも覚えていない。

次に目が覚めた時には、病室に到着していて家族が心配そうに覗き込んでいた。

 

ここからが大変 術後~翌朝までの長い長い時間

昼の手術で終わったのが夕方17時ごろ、家族は19時ごろに帰って行った。

口に酸素マスクがついているのでうまく話せないけど、簡単な会話はできる。

術後、汗をびっしょりとかいていたようでとても暑く、帰り際の夫に必死で

「エアコンの温度を下げて」と訴えていた。

 

この後、麻酔でウトウトしながらも身体の痛みで不快な状態が続く。

左腕には血圧計(定期的にプシューと動く)、指先には酸素濃度計、

尿道には管が繋がっており、両ふくらはぎにはエアーポンプ(定期的にプシュー)

胸には心電図のパット、右腕には点滴の針が刺さっており、身体のあちこちが

何かに繋がっている状況。

 

手術中からずっと仰向けに寝ていたため、とにかく腰が痛いが

寝がえりを打とうにもいろいろな管のおかげでうまく体勢を変えられない。

傷の痛みよりも腰の痛さの方がつらい。看護師さんに手伝ってもらいながら、

タオルを腰や背中に当てたりして、なんとか耐える。

 

麻酔の副作用なのか吐き気もあり、何度も吐きそうになるが絶飲食のせいで

吐くものもなく、唾液、生つばをペッペッと横を向いてタオルに吐いた。

吐き気を訴えて、吐き気止めの点滴を追加してもらう。

 

眠気よりも身体の不快の方が上回ってほとんど眠れなかった。

あちこち繋がれた管を早く外してほしい、早く朝になってくれと願っていた。

 

 

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