麻酔の副作用について
全身麻酔をすることになり、事前に麻酔科の先生から
副作用に関する説明を受けました。
(1) 一時的な吐き気、嘔吐、頭痛
(2) のどの痛み(気管挿管の影響)
(3) 肺炎や気管支炎などの呼吸器合併症
(4) 腰痛や筋肉痛(手術中に同じ姿勢を保つため)
結果的に、(3)を除いて全て症状がありました。
副作用の有無は、個人によってかなり違いがあると思います。
私の場合、手術後~翌朝にかけて、ずっとではないのですが
急に吐き気が襲ってきて、暫くすると落ち着く、というのを繰り返してました。
実際に嘔吐することはありませんでしたが、かなり不快でした。
吐き気が起きると心拍数が上がって、胸につけていた心電図パットが
反応するので、ピンコンピンコンうるさかったです。
そのせいで、何度か看護師さんが様子を見にやってきました。
看護師さんには「吐き気がする」「吐きそう」などと訴えていたので
点滴に吐き気止めを入れてもらいました。点滴の効果があったのかどうかは
わかりませんが、「点滴に吐き気止め入れるからね、もう大丈夫よ」と
言ってもらうだけでも安心したのを覚えています。
手術時に気管挿管するので、喉がイガイガすると事前に聞いていたので
のど飴を持参しましたが、なめたのは1回だけ。痰がからむけど、
お腹に力が入らないので吐きだすことは出来ず。
でも、喉の不調はほとんど気になりませんでした。
頭痛は一時的にありました。少しベッドに横になったり、積極的に歩いて
身体を動かしたり、自分なりに工夫してみて、いつの間にかおさまりました。
薬を飲むほどではなかったです。
腰痛は辛かった・・・。手術開始からまるまる18時間くらい寝っぱなしなので
寝がえりをしたいけど、あちこち管でつながってるので思うように
動けないのです。無理して横を向いたら吐き気が襲ってきて、そこからは
怖くて横を向けなくなって、上を向いたまま腰の下にタオルを入れたり、
自分の掌をゲンコツにして、腰の下に置いたりしてました。