チョコBlog

子宮内膜症(チョコレート嚢胞)不妊治療の経験をまとめました。

手術翌日(入院3日目)

入院3日目。

 

とにかく早く夜が明けてほしいと願っていたので、うっすらと病室に朝日が

差し込んできたのが嬉しい。この辺りから自分がものすごく空腹なことに気づく。

入院1日目の夕食以来、絶飲食なので無理もない。空腹過ぎて気持ちが悪い。

 

病室が朝日で明るくなった頃、夜中ずっとお世話をしてくれていた看護師さんが

ベッドの角度をあげてくれた。上半身が少し起き上がるだけでこんなに

楽になるのかと驚き。身体が楽になり少しだけウトウトしていると、

日勤の看護師さん登場。

 

 

身体が解放される喜び 管が取り外される

 

機材を外していきますね、と言いながら血圧計、酸素濃度計、フットポンプ、

心電図のパットが外された。残されたのは点滴の管と、尿道の管。

 

次は着替え。手術着を脱いで暖かいタオルで身体を拭いてくれました。気持ちいい。

お下(おしも)もキレイにしましょう、と言ってT字帯を外し、ぬるま湯をかけて

くれました。自分では見えないけど、出血していたようで恥骨あたりを

洗い流してる感じ。(洗い流した水はオムツタイプのT字帯が吸収している)

 

用意したパジャマ(前開き)、ブラジャー、パンツには持参してきた

生理用ナプキンまで装着した状態で全部、着替えさせてくれました。

看護師さんってホントに天使、すごい。全て笑顔でやってくれる。

 

この時点で、水分はOKということで36時間ぶりに水を飲みました。

点滴しているので喉は乾いておらず、思ったほどの感動はなし。それよりも、

空腹の方が深刻、おなかが空いていることを訴えると、今日は食事は無いけど

ヨーグルトかプリンならOK。病院からの提供はないので自分で用意して

食べるのは問題ないですよ、とのこと。まもなくして家族がやってきたので

ヨーグルトを買ってきてもらい食べました。最初の一口が美味しかった!

この後、20分くらいかけてゆっくりとヨーグルトを味わいました。

 

管を抜くため!立ち上がる!

しばらくして再び看護師さん登場。立ち上がってみましょうか、と言われ

点滴台を支えにしてヨイショっと立ち上がる。思ったほど傷は痛くないけど

久々に起き上がったのでクラクラとめまいがする。一旦、ベッドに腰掛けて

少ししてから再チャレンジ。今度はすんなり立ち上がれた。

 

では、少し歩いてみましょうと言われ、病室内を数メートル往復。

ここで歩ければ尿道の管が外れるよと言われ、必死に歩いた。合格点をもらう。

少し痛いですよ、と言われたけど全然痛くない、スルスルっと管が抜けた。

この後、トイレに行きたくなったら声をかけるように言われる。

 

1時間ほどして初トイレ。自力で尿を出せました。少し痛いかもと言われて

いたけど特に痛みはなし。これで、トイレは大丈夫そう。

残す管は点滴のみとなりました。

 

みるみる元気に 口から食べると活力が沸く

 不快に感じていた管も取り外され、空腹が解消されたことで吐き気もおさまり、

自分でも驚くほどみるみる元気になっていった。食べることで、

身体に力が入るというか、なんとなくフワフワしていた身体がしっかりと

してくるのが実感できる。昼になって、今度はプリン1個を完食。

 

腹腔鏡下手術だったので、お腹は炭酸ガスが入っていてパンパンに膨れてる。

ベッドで横になって寝がえりを打つと、お腹の中でガスが動くのか

ゴボゴボと音を立てて何かが動いている。炭酸水を飲みすぎたような感じで

ゲップも出てくる。まだ、ガス(おなら)は出ない。

 

ガスを出すためにも身体を動かした方がよい、とのことでヨロヨロしながら

点滴台を支えにしながら歩行開始。病室内を歩いたり、廊下を歩いたり、

まだ遠くへは行けないけど、休憩しながら、歩くよう心がける。

 

夜になり、夕食がわりにヨーグルト1個完食。前夜、ほとんど眠れなかった

せいか、消灯時間になったらすぐに就寝。点滴は繋がった状態なので、

夜間も定期的に看護師さんがチェックにやってくる。その都度、目が覚めて

しまったけど、それでも前夜に比べれば雲泥の差、よく眠れた。ベッドは

平らな状態よりもやや傾斜があった方が寝ていて楽だった。

 

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