チョコBlog

子宮内膜症(チョコレート嚢胞)不妊治療の経験をまとめました。

手術2日後(入院4日目)

入院4日目。

 

目が覚めると頭痛がした。昨日はあんなに体調が上向いたのに、今日は一転して

体調が悪い。ベッドに横たわって様子を見る。歩く元気が出ない。

 

8時になり朝食の時間。5分粥ということで、お粥だけかと思いきや

普通食のご飯の部分がお粥に変わっただけで、しっかりとおかずがついてきた。

全く食欲が沸かず、手をつけずに返却。オエ~って感じ。

 

  

その後もしばらくベッドに寝ていたが、そういえば同じ病気の入院ブログを

幾つか拝見させていただいた中に、頭痛の記載があったと思いだした。

スマホで読み返してみる。「看護師さんに、じっとしすぎだよと言われた。

身体を動かしたり歩いたりしているうちに頭痛がおさまった」という内容。

 

なるほどと思い、点滴台を支えに歩行してみる。少し離れたラウンジまで

頑張って歩いてみた。病室にずっと居たので違う景色が新鮮に感じる。

飲み物を自販機で購入して飲んでみたり、雑誌に目を通してみたりするうちに

少しづつお腹が空いてくる感じがした。

 

病室に戻り、ヨーグルトを食べてみる。美味しい。またもや、力が沸いてくる。

気がつくと頭痛もおさまってきて、体調が上向いてきたから不思議。

なんとか薬を飲まずに乗り切れた。身体を動かすのは大事だなーと実感する。

 

昼食も5分粥。まだお腹が膨れていて少ししか食べられなかったけど、固形の

食べ物が身体に入ってきたのは久しぶり。すぐに満腹になってしまう。

全体の3~4割ほどを食べて終了。

 

友達がお見舞いにやってきた

午後になって、仲の良い友達がお見舞いに来てくれた。化粧もせずスッピンで

恥ずかしいけど「ありのまま」の自分でいるしかない。友達は私の表情をみて

大丈夫?と言った。やつれて見えたそうだ。午前までは絶不調だったので

仕方ない。これでもだいぶ良くなったのよーと強がって見せる。

 

手土産は冷たいゼリー。美味しく食べられた。やはり、さっぱりしたものは

食べやすい。点滴もようやく終了し、管を抜いてもらったので、これからは

点滴台の支えなしに自力で歩かなければいけない。のろのろスピードだけど、

友達と一緒に病院の売店まで行ってみた。自由に動けることが嬉しい。

試しに大好物のコーヒーを飲んでみたけど、まだちょっと早かったかな。

刺激を感じたので、無理には飲み干さなかった。

 

あぁ、早くシャワーを浴びたい

 

本当は友達が来る前にシャワーを浴びたかったので、午前中に何度も看護師さんに

シャワーの許可について尋ねたけど、「主治医の先生に聞いてみますね」と

言うだけでなかなかOKが出ない。事前にもらっていた入院計画書によると、

今日からシャワーOKのはずなのに。結局、主治医の先生が多忙でつかまらないので

明日の朝の回診の時に聞いてみてください、と言われて終わり。

この日もシャワーを浴びることができなかった。

 

身体は汗ふきシートでなんとかなるけど、気になるのは頭。頭皮から出る皮脂で

アブラギッシュな状態。自分のこんな姿、初めてみた。真夏のこの時期、

3日お風呂に入らないとこんな感じになるのね、と驚愕。

 

この日、待望のガスが出た。しかも、ほとんど食べていないのに排便もあり。

お腹に力が入れずらいので便を出すのも一苦労、トイレでしばし格闘。

周りを気にせず、ガスを出したりトイレで踏ん張れるのも個室の良いところ。

 

肩の痛み 炭酸ガスのせいらしい

これも、色々なブログを読んでいて予備知識はあったけど、案の定というか

肩のあたりに痛み勃発。肩コリというよりはインフルエンザで関節が痛い時の

痛みに近い。肩のあたりがギシギシとする感じ。

 

腹腔鏡手術の際にお腹を膨らませるために入れた炭酸ガスが横隔膜を刺激して

肩の痛みが発生することはよくあるらしいのだ。

 

痛みを訴えると、鎮痛剤&胃薬を飲むよう言われる。冷湿布もよいということで

肩に張ってみる。どちらもあまり効いていない感じ。先生いわく、肩の痛みを

訴える患者は多く、だいたい1~2週間もすれば落ち着いてくるとのこと。

 

ちなみに、私が痛いなと感じていたのは3~4日くらいで退院するころには

すっかり肩の痛みのことを忘れていたので、個人差があるようです。