チョコBlog

子宮内膜症(チョコレート嚢胞)不妊治療の経験をまとめました。

様々な検査〜タイミング指導〜人工授精

当たり前のことですが、不妊治療を始めるにあたって様々な検査が待ち受けています。妊娠しない原因をさぐるためのもので妻側の検査、夫側の検査、2人の検査があるのです。

 

卵管造影検査

 

卵管が詰まっていないかを調べる検査です。これは人によって感じる痛みに大きな差があるらしく、私は「ちょっと重い生理痛?」くらいに感じましたが、(結果的に詰まりは無かった)私の前に検査を受けていた人はあまりの痛さで検査室から絶叫が聞こえてきて、終わった後は立てなかったらしく車椅子で運ばれてました。 まぁ、そこまでの人はめったにいないと思いますが、ある程度痛みを伴う検査室だと覚悟はしておいたほうがよさそうです。

 

精子の検査

 

試験官のような入れ物を渡され「検査当日の精子を持ってきてください」と言われます。私の夫は不妊治療に協力的でしたが、朝の出勤前に出せと言われても、、正直

大変だったと思います。その後、治療が進むにつれて精子を提出する回数が増えていくわけですが、心の中で「本当にごめんね」といつも謝ってました。

 

不妊治療は夫婦2人でするものだし、私だって痛みを伴う検査や治療を幾つもやらなくてはならなくて、私だけが謝ることでもないのだけれど、でもなんとなく、自分に負い目を感じていたのだと思います。

 

私が普通に苦労なく妊娠できていれば、こんな検査やらなくても済んだのに、、、ごめんなさい。嫌だよね、こんなことしたくないよねって。検査の結果は問題なし。夫の精子は健康でした。

 

フーナーテスト

 

今振り返ると、このテストも大変でした。検査当日、または前夜に性交してきてください、と指示されるのです!性交後の子宮内をチェックするもので、精子との相性を確認するのです。

 

なんかもう、、夫も私もこの時はなげやり状態。気分もなにもあったもんじゃありません。こんなに虚しい気持ちになるくらいなら、不妊治療なんてしなくてもいいかな、、と思ったくらい。検査結果は問題なしありませんでした。

 

明確な原因は見つからなかった

 

様々な検査を受けても「これが原因」というものは見つかりませんでした。つまり原因不明です。年齢のせいなのか、タイミングが悪いのか、たまたま体調が悪いのか、色々と考えられるわけです。病院としては、「タイミングが悪い」という原因を想定して治療を開始します。いわゆるタイミング指導というものです。

 

まもなく排卵かな?という時期に病院へ行き、子宮内膜をチェックして「この日あたりに夫婦生活をしてみてください」と指導される。私は夫にそれを伝えて、言われたとおりの日に性交するわけです。指導とは別に、ホルモンの注射を打って精子を迎え入れる環境を整えていくのですが、この注射が痛い。お尻にブスっと筋肉注射です。

 

このタイミング指導は6ヶ月ほど続けましたが、結果は出ず。次の段階として人工授精に進みました。子宮内膜のチェックをするのはこれまでと同じ、「性交してきてください」が「精子をもってきて」に変わります。持ってきた精子の中から元気の良いのを厳選して子宮内に入れる治療。これも6ヶ月続けましたが結果は出ませんでした。

 

1年間通って、期待と落胆を繰り返すことに疲れた

 

合計12回、期待と落胆を繰り返して精神的にはヘトヘトでした。1回の生理周期に2〜3回は通院する必要があり、1年が経過する頃にはこのまま続けても無理なんじゃないか、もう治療を辞めたいと考えるようになりました。夫には「少し休みたい」と伝えました。

 

ちょうどこの頃、東日本大震災が起きました。計画停電などの影響で、病院も「産科」の治療や急患、お産を優先し不妊治療は後回しにされる状況になりました。

 

これは仕方のない状況だと思います。経験したことのないような大きな地震で、多くの人が命を絶たれ、怪我をしたり、家や家族を失って心に大きな傷を負いました。そんな状況で、子供を授かるための治療をお金をかけて受けるというのはなんだか違うような気がして、治療をお休みするきっかけになりました。